典型的なスウェーデン人なんていない?国籍なんかで決まらない個性について考えてみた

こんにちは!北欧サンデーのウェブサイトを運営している林です。先日、イノベーション&プロセスマネージャーとして活躍しているクリスさんの動画を公開しました。今日は、その動画の内容をもとに私が考えたことをお話しします。

典型的なスウェーデン人ではないよね。

動画での『自分のことをスウェーデン人だと思う?』という質問に、クリスさんはこのように答えています。クリスさん自身はスウェーデンのストックホルムで生まれましたが、父親はアメリカ人、母親はシンガポール人です。このように、両親がスウェーデン人ではないため、出身を尋ねられても困惑しまうのだとか。

また、スウェーデンで好まれている食べ物と、クリスさんの好みとの違いから感じる「文化の衝突」について話しています。例えば、好きな食べ物はチキン・フィート(鶏肉の足の部分)だと他人に話すと、『おかしいんじゃないの?』という反応をされ、スウェーデン文化と自分の中で育まれた文化の衝突を感じるそうです。

“一緒くた”にすることの限界

皆さんは、「〇〇人って真面目な人が多い」、「△△人って色が白くて、背が高い」というように、気づかないうちに個人とその人が生まれた国のイメージを重ねてしまってませんか?大学入学前までの私はそうでした。理由は、それまでメディアの情報でしか国外のことについて知らなかったからだと思います。

しかし、実際に自分とは異なる文化や環境で育ってきた人たちとの出逢いを重ねながら、私の考えは変わっていきました。例えば、両親がモンゴル人だけれど自身はドイツで育った知人や、ある国と日本のハーフの友人たちの考え方や価値観に触れていく中で、表面的なイメージと彼らの内面をひと括りにすることに限界を感じるようになったのです。

自分が「外国人」になって気づいたこと

旅行や留学で、いざ自分が「外国人」という立場になると見えてくることもあります。例えば、『英語苦手な日本人って多いよね。』、『日本人ってシャイだよね。』などと”典型的”な日本人の例を目の前で並べられるたびに、『自分はそういうタイプじゃないんだけどな〜。』と感じていました。

国籍上は日本人だとしても、海外の人たちが思い込んでいるような典型的な日本人に自分の性格がピッタリ当てはまるとは限りません。帰国子女で英語が流暢に話せる日本人もいますし、私のように恥ずかしがらずに考えていることをストレートに話す日本人もいると思います。

個人のあらゆる側面を観察する

クリスさんの話を聴きながら私が感じていたことがあります。それは、どのような人と接する時も、個人のあらゆる側面を観察しようとすることが大切だということです。個人の特徴やスキルは多面的です。クリスさんの場合、写真についての知識と経験を持ちながら、デジタルビジネスについて学び、今は会社や組織が高いパフォーマンスを出せるようサポートする仕事をしています。

『〇〇人は〜』というように、ひと括りにしてしまうと、個人の経験や関心から育まれた考え方や価値観が見えなくなってしまいます。大切な友人やこれから出会う人たちを様々な角度から眺めてみると、よりその人たちのことを深く知ることができると私は思っています。

クリスさんの動画はこちら

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